先日の9/13,14はPILIUMイベントを行いました。その模様をお知らせします。 イベント詳細記事 (ACHILLES紹介記事内)
ギリシャのハイエンドアンプブランドPILIUMとスイスのケーブルブランドswisscableのイベントを行いました。
今回のPILIUMのイベントは国内で展開されるPILIUM / swisscableの全機種!をご用意しご検討されるお客様にPILIUMのパフォーマンスと性能を存分に体感していただきたいという企画でした。
ケーブルはスイスのswisscableを使用し全て統一しPILIUMと相まって素晴らしい音楽再生に貢献してくれました。電源ケーブル、インターコネクトケーブル、スピーカーケーブル共にdiamondで揃えswisscableは音楽を躍動的に楽しませてくれ、電源ケーブルの最高級モデルのdiamond DUOの音像や色濃さの再現、開放感や自然な音色はswisscableだけで得られる貴重なケーブルです。
店頭でも電源ケーブルのdiamond DUOなど各種導入しましたのでご試聴などもご対応可能です。
そして、PILIUMのDivine Lineフルラインナップがエスアイエスに集合しました!
パワーアンプ / インテグレーテッドアンプ
HERCULES ¥15,400,000(税込、二台) モノラルパワーアンプ
LEONIDAS ¥7,150,000(税込) インテグレーテッドアンプ 2024年発売新製品
*PILIUMは全モデル受注生産となります。
PILIUM Divine Lineラインナップを全て体感できる絶好の機会となりました。
日頃モノラルパワーアンプのHERCULESだけでも重量100kgを超え、それも二台が並ぶ姿は大きいと思いますが、そのサイズが6台集合した姿は圧巻です!!
前列に設置したモノラルパワーアンプPOSEIDONやインテグレーテッドアンプLEONIDASも重量含め大型アンプですがHERCULES、ACHILESを前にすると小さく見えてしまいます。
後列左から時計回りに→HERCULES(L)→ACHILLES→HERCULES(R)→POSEIDON(R)→LEONIDAS→POSEIDON(L)
今回はスピーカーはMAGICO S3 MK3をメインスピーカーとしてでデモをしました。
MAGICO S3 MK2 ¥9,240,000(税込、ペア)
ここまでMAGICOを気持ち良く軽々と鳴らしてくれるPILIUM。 実際にMAGICOも自らの最高峰スピーカーMAGICO M9をベストに鳴らせるという事で世界中アンプの中からPILIUM を選びMAGICO本社の試聴室で鳴らしていますのでMAGICOとPILIUMの組み合わせの相性はベストマッチでもあります。
驚異的な駆動力と静けさを兼ね備えるPILIUMのパワーアンプ。 世界最高アンプの一つとして知られるこのサウンドはスピーカーを軽々と鳴らし音楽を空気として体で味わう音が出来ます。
改めてALEXANDER / HERCULES の持つセパレーション、透明度、スピード感、その妥協のない一糸乱れず繰り広げられる音の完成度には感動しました。その表現に限りなく近づきながらも少しリラックスし穏やかな表情でもPILIUMサウンドを楽しめるARES / POSEIDONのも凄いアンプです。PILIUMがALEXANDER / HERCULESとARES / POSEIDONの2つのラインをラインナップした意味が良く分かりました。
POSEIDONとHERCULESを比較するなど贅沢なイベントで大変興味深い内容でした。 PILIUMは世界最高のハイエンドアンプの一つであることは間違いないと言えます。
ACHILLESはHERCULESをバランスよく一台にまとめたステレオアンプ。
音色やスケール感など正にHERCULESのステレオ版のダウンサイズとも言えます。 比較すればセパレーションや広がりこそ差を出しますがモノラルアンプ、ステレオアンプでの比較でそれは当然の予想の事でもあり、大切な事はそれを気にならない程のバランスの良さと音色の密度が濃くなる事で音楽の熱気ともいえる躍動感を感じながら楽しめる事です。
ステレオアンプだからこそ得られる表現力をACHILLESから感じられます。
そしてLEONIDASの「究極のインテグレーテッドアンプ」としての存在感。
大きさ、重量と価格こそPOSEIDONと同じサイズですが、このアンプの駆動力とスケール感はインテグレーテッドアンプの力感や駆動力、表現力を超えてセパレートアンプに引けを取らないどころか、ある意味でまとまったPILIUMサウンドを一台で味わえ、これ以上何がいる?と思える程の実力と音楽再現で個人的にとても印象に残ったアンプです。
HERCULES、POSEIDON、ACHILLES、LEONIDAS、全ラインナップを聴いて全てのアンプに共通する事はスピーカーが音楽や音量に関わらずに楽に鳴っているという事です。それは完全に駆動していることであり、PILIUMのパワーアンプ設計の哲学を思い出します。
PILIUMのパワーアンプ(HERCLES)の哲学とは・・・・
「スピーカーを完全にコントロール(駆動)する事。」
そして「広く深いサウンドステージ」「ダイナミックかつディティ―ルの高い再現」
「色付けのない自然なサウンド」、これらを両立させる事。
正にその通りで、アンプのグレードはセパレーションや深みの違いこそあれど、アンプのグレードやモデルに関わらずに共通しているアンプのブランドとしてのクオリティコントロールにも感心しました。
そして、プリアンプ
上からARES→ALEXANDER(本体)→ALEXANDER(電源部)
PILIUMのラインアップでDevine Lineの中ではセパレートアンプ的にはARESにPOSEIDONの組み合わせ、上位機種としてALEXANDERとHERCULESとの組み合わせを想定していると思います。
電源別筐体のALEXANDERとデザインはほぼ同じで電源内蔵のARES。
ARESやPOSEIDONの単体レビューは別の機会にご案内しようとは思いますが、PILIUMのアンプの持ち味でもある透明度とスピード感の良さは駆動力を含めパワーアンプの存在が大きいと思っていますが、改めて比較を含めて聴き込むとARES / ALEXANDER プリアンプの影響も大きい事も改めて感じました。PILIUMはコンポーネントとして特定の色付けをせずに音楽の勢いを伝送、増幅していることを感じます。特にARES / ALEXANDER(プリアンプ)で得られる空気感はパワーアンプと同等のPILIUMサウンドに欠かせないコンポーネントです。
PILIUMから生まれる音楽の情景や空気感こそが一番の魅力であります。
引き続きALEXANDER / HERCULESと当店のリファレンスアンプとして活躍しますのでPILIUMに今後もご注目下さい。
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エスアイエス 諸石
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